ノボペンと使い捨てペン比較してみた

1型糖尿病(IDDM)

私現在ノボペン使用者です

普段使用しているインスリンは
ノボラピッドとトレシーバです

現在の通院先ではノボペンの処方は不可とのことで
半年くらい前に使い捨てペンを処方してもらいました
理由はノボペンがいつ壊れても大丈夫なようにです

こちらは使用頻度の多い超速攻型のみにしてもらいました

それがこちらの

インスリンアスパルトBSソロスター!

2021年にサノフィ社から後発品として販売されたもののようです

薬価は現在のカートリッジのノボラピッド(1,124円※)と比べると
154円高いくらいで済みます※2024年1月現在

使い捨てペンは高い高い~と私が言っていたので
こちらを処方してもらったはずです!(半年くらい前なので覚えていないです)

こちらの使い捨てペンがそろそろ期限が来る頃でしたので
使用いたしました

その使い捨てペン全般のメリット&デメリットなのですが

メリット

①軽い
②そのまま燃えるゴミに捨てられる(ただし市町村による)

デメリット

③ノボペンのような単位数の記録ができない
④ほとんどは1単位刻みで0.5単位は打てない(一部例外有)
⑤数本携帯するにはかさばる
⑥値段はカートリッジより高め

以下メリットデメリットの詳しい解説です

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メリット

①軽い

これについてはメリットではあるのですが
ノボペンの重みもなんというかこう重みでスッと刺すこともできるので
一概には言えませんが携帯するものとしては少し軽い方が有利かなという感じです

②そのまま燃えるゴミに捨てられる(ただし市町村による)

カートリッジの方はガラス製でもあり危険物と扱われるらしく燃えないゴミです
ところが注射針がついていない注射器は燃えるゴミで出していいのだそう
ただしお住まいの地域に寄りにけりですので
こちらも一概には言えませんのでよく確認してみてください

デメリット

③ノボペンのような単位数の記録ができない

ノボペンエコーでは前回の単位数と何時間前に打ったかの記録
ノボペンエコープラスでは更にアプリと連携して
単位数と時間を800回分まで記録することができます

この機能本当に役に立ちます
前回いつ打った?それとも打ってない?と
すぐに忘れしちゃうこやにはとても助かる機能なのです

ただですね
使い捨てペンでも記録を付けれるものはあります
ノボのマリヤ 7,940円(薬局で購入可能)
サノフィのソロスマート 7,940円(購入先未確認)

他にもあったような気がいたしますが
とりあえずスマホアプリと連携できる最新のものがこちらの2つですね

どちらも充電式でダイヤル周りが太くなる感じです
あまりスタイリッシュではないので使い捨てペン一択の場合に
使わざるを得ないというところでしょうか
やはりここはノボペンプラスの方が私的には軍配は上がります

それにしても私の知らない間にニューアイテムが増えておりびっくり
使い捨てペンに付けれるものの存在は知っておりましたが
サノフィでも出ていたのですね

④ほとんどは1単位刻みで0.5単位は打てない(一部例外有)

使い捨てペンのデメリットは本当にこれにつきますね
みなさん0.5単位は使用したことがあるでしょうか

例えば現在の血糖値が175mg/dLだったとします
こやの場合ですが1単位だと血糖値が50mg/dL下がります
そこで175mg/dLから100mg/dLまで下げようと考えます
ここで2単位打てば100mg/dL分下がるので低血糖の可能性が出てきます

なので1.5単位にしておくと100mg/dLに付近に安全に落とすことができます
少し細かい話になりますが0.5単位の注射が出来れば
精密にコントロールすることが可能となるのです
これは血糖コントロールをよりよくするためには欠かせません

まあこれはあくまでこやの場合としてですが
0.5単位を必要としている方はたくさんいらっしゃるのではないかなと思います

これは大事だと思うのですがコストがかかるからなのか
あまり使い捨てペンには採用されておりませんね

ちなみに使い捨てペンで唯一0.5単位刻みで打てる注射はあります
それはルムジェブ注ミリオペンHDというものです(薬価は1,324円)
こちら私使用したことがないので詳しい効能などよくわかりませんが
使用してみたい方がいらっしゃいましたら主治医と相談してみてくださいね

⑤数本携帯するにはかさばる

ノボペン等は本体とカートリッジがあればいいのであまりかさばりませんが
使い捨てペンだとペンそのものを数本持ち歩かないといけなくなります
長期外泊時やそろそろ交換時なときはやや荷物が増えますね

⑥値段はカートリッジより高め

長い目で見てみるとノボペンは一度本体を購入すれば
あとはインスリン代(カートリッジ)のみ支払えばいいのです
使い捨てペンはノボペンと比べると一体型になるためお値段が上がります
年間にすると差が結構出てきます

ノボラピッドカートリッジが1本1,124円×月4本×12ヵ月とすると
合計53,952円

対して一番使い捨てペンで安価な
インスリンアスパルトBSソロスター1本1,278円×月4本×12ヵ月は
合計61,344円

年間にすると7,392円カートリッジの方が安いですね
こうして値段を出すと医療費の高額さにけっこうびびります……

もしもインスリンアスパルトBSのカートリッジを使えたとすると
1本701円なので701円×月4本×12ヵ月で33,648円になります
安すぎません……?😅

その他のインスリン薬価情報はこちらにて公開されております

まとめ

インスリンアスパルトBSですが
インスリンの効果のほどは私としてはあまり変化はなかったかなと思います
人によっては合わない方もいらっしゃるのではないのかと思うので
使い捨てペンで一度試してみるのもいいと思います

そんなわけでノボペンプラスと比較するとデメリットの多い使い捨てペン!
中には使い捨てペンしか処方できない病院もあるのです……
一昔前と比べれば私たちには幅広い選択肢は増えましたが

確かいつの日かインスリン製剤の値下げをされたと思います
それでも日常的に使う私たちにとっては安くはありません

価格の安い後発品の種類がもっと増えたらうれしいですね

最後までご閲覧いただきありがとうございます!

 

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