シャープの穴なし層、縦型洗濯機(ES-PX8C)を購入しました

商品レビュー

2008年製の日立のビートウォッシュを使っておりましたが、先日とうとう壊れてしまいました
そんなわけで新しい洗濯機を迎えることになりましたが、私は新しい洗濯機を買うならシャープの穴なし層がいいなと前々から考えておりました
それから羽毛布団も洗える洗濯容量が8kg以上の洗濯機にしようとも考えておりました

そこで選んだものがこちらのシャープ縦型洗濯機(ES-PX8C)です

Amazonで購入いたしましたが、ヤマト(ホームコンビニエンス)の方が丁寧に設置、動作確認、説明をしてくれました

覚悟はしておりましたが、本体は大きいです……
特に奥行きが以前使用していたビートウォッシュと比べると6㎝くらい大きくなるので、洗濯機の置き方も以前の壁と対面ではなく、通路に沿う形にしてもらいました

置き方は変わりましたが特に今のところ至って不便なことはありません

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シャープの縦型洗濯機メリット、デメリット

2008年製のビートウォッシュと比較してですが、最新シャープの縦型洗濯機のメリットとデメリットを並べてみました

デメリット

本体が大きい

先述しましたが、本体が大きいです(以前は洗濯容量7㎏でしたが1㎏の差でここまで大きくなる?という感じです)
もちろん設置する際は本体の寸法は必ず確認してください
公式サイトより本体のみの寸法は幅555㎜×奥行665㎜×高さ1020㎜)

運転音も大きくなった?

設置する場所等を変えたこともあるかもしれませんが、運転音も少し大きいような気がいたしました
モーターも以前のものと比べると恐らくパワフルになったからかもしれませんが、最新ならもっと静かになるかなと考えていたのでそこが少し残念です
ただ洗い時は35dBなのでそこまで大きい音というわけではありません

脱水時、最初の揺れがけっこう大きい

こちらももちろん以前使用していた洗濯機との比較にはなるのですが、回転が安定するまで偏りが大きいと脱水時けっこう本体が揺れます
なので最初はかなりビビりましたが、そういうものなのかなと思えばまあ……(笑)

ただし最新式となるとやはりデメリットよりもメリットの方が多いです

メリット

シンプルな外観&内装

外観はシンプルでスタイリッシュです
洗濯のコース決めも以前とあまり変わらず操作できました

フタが1枚しかない

以前は内フタもあり合計2枚のフタを上げ下ろししていたわけですが、それがなくなりました
スタートボタンを押して洗剤を投入した後、フタを1枚カチッと閉めて運転が開始するのでなんともシンプルです
またフタを開けるときもボタンをプッシュして開くのでワンタッチです
ただしゆっくり閉めたとき、フタがカチッと鳴る前の中途半端なところから動き始めるのでそこだけ注意です

洗剤トレーが1つにまとまっている

以前のものは柔軟剤のみ上部からでしたが、最近はこういうタイプが増えましたね
しかも内フタがないのでもしも洗剤をこぼしても中の洗濯物内に落ちていくので、トレー外側のみふき取ればいいというということがとても楽です

層に穴がない

雑菌を気にしなくてもいい

シャープ縦型洗濯機の一番の特徴ですね
一応層の上部は空いていて、洗浄中に層の外にも泡が入っていくのですが、脱水時に一緒に洗い流してくれます

水道代が節約できる

こちらも層がないのでその分だけ水の使用量も減ります
我が家の仕様上いつも給水時に時間がかかっておりましたが、最初の試運転時にかなりはやく水が満水になったことには驚きました

洗濯のコース

洗濯のコースも以前のものにもあったものやなかったものがあります
その中で一番これはいいと思ったものが「10分洗濯コース」です(ただしどのコースももちろん給水時間は含まれておりません)
小さいものや少ない量のものを洗う時に役立ちます
また「サッと予洗いコース」も汚れがキチンと落ちていてなかなか優秀です

ES-PX8C付属の説明書より

それから羽毛布団も洗えます(1.5㎏まで)
以前は羽毛布団を宅配クリーニングに出しておりましたが、これで自宅でも洗えるようになりました
宅配クリーニングだとシングル2枚で1万2千円くらいかかっていたのでかなりの節約に!?
ただし乾燥はできないので、そちらは天気のいい日に自然乾燥かコインランドリーを使うしかなさそうです

水量も細かく設定できる

自分でももちろん洗濯のコースを変更できますが、中でも驚いたことは洗濯の水量の調節がかなり細かくできるという点です
水量は「ガンコ汚れコース」以外だと全部で9段階(12L、18L、24L、27L、31L、34L、37L、40L、44L)あります
以前のものにはここまで細かく設定はできませんでしたが、これで節水にも繋がりますね

乾燥の時間も15分から

以前のものは30分からでしたが、こちらの乾燥時間は15分、30分、60分(自動も含む)と設定できることが有難いです

乾燥も進化

以前も洗濯乾燥機で乾燥機能はありましたが、おまけ程度という感じでした
しかしこの最新式の縦型洗濯機で試しにクッションを乾燥させてみたところ、本当にふっくらと仕上がりました
洗濯機の中も水滴が全く残っておらずちゃんと乾燥ができていることがわかりました

タオル類もしっかりと乾燥

60分コースで乾きやすい衣類が完全に乾き、自動設定で2時間回した場合はバスタオルも完全に乾燥しておりました
そして一番うれしかったことはシワになりにくいということです
もちろんシワになりやすい衣類は乾燥時間を短めにするか、ハンガー乾燥にするか、または乾燥前に洗濯機から取り出してそのまま自然乾燥するかの選択になりますが
私の実家の洗濯機(3年前くらいに購入したパナソニック製)で間違えて長いこと乾燥してしまったとき、衣類がしわくちゃになったという苦い経験がありましたが、長時間乾燥していてもあそこまでひどいことにはならいので、シャープの乾燥機能はドラム式のように優秀だと感じました(ただしお財布にやさしいのはドラム式です)

風量も多いのかこの吸気フィルターと排気フィルター、一度乾燥した場合でもそこそこほこりが溜まっておりました

画像は一度乾燥機能を使用した後なのですが、うっすらとほこりが溜まっております……
なのでこちらはこまめなお手入れが必須ですね
以前の洗濯機は全然フィルターにほこりが溜まらなくてあまりお手入れをした記憶がないのですが、こちらはそれほど乾燥機能が優秀ということなのでしょう

我が家で気になった部分

操作したり終了したりするときの電子音がやや大きめな気がいたしました
それからメロディー音に変更等の音のバリエーションはなく、終了時の音のみ無音にするということまでしかできません
せめて音の大きさとか変えれたらいいのになと思いました

糸くずフィルターが大きいくせに、週に1回見てみてもあまり溜まっていないです
ズボラにはうれしい限りです(笑)

「温風+」モードは「がんこ汚れコース」中しか使えないみたいですね
以前のものは設定でいつでも使えたのですが、少し残念です
おそらく洗浄力は元々強力なので、普段の着るものではあまり使わないかなと思いますが、「がんこ汚れコース」を使うときとなるとよっぽどの汚れが付着したときでしょうか


2008年製の日立のビートウォッシュと比べると10年は経っており、メーカーは違えど機能的にはいろいろと向上する形となりましたので購入して損は全くありませんでした
よく口コミで脱水ができていないというものを見かけましたが、普通にできており全くそういうことはありませんでした
それから以前はシーツなんか洗ったときはほこりがシーツに付着していたのですが、そういう現象もありませんでした

結果的にはいい買い物をしたなと思いました
今のところ目に見えて実感していることは洗剤の使用率が極端に減り、いつもよく洗剤の詰め替えをしていたのですが、まだまだ新しい洗濯機にしてから詰め替えを行わずに済んでいるということです
かなりこまめに洗濯しているのに、これほどまでに洗剤の使用量を少なくすることができるなんて素晴らしいです
やはり層に穴がないことによって水の使用率が減ったことが大きいのでしょう

また今後は水道代や洗濯の時間も短くなったので、多少は電気代にも少しは変化があるかなというところに期待したいです

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